ママ特派員の入江慶子さん(東京都墨田区)による、名門校のサッカー部に所属している息子さんの「小食改善記」です。3回目は、現在と今後についての報告です。

食欲が落ちる時期は麺類などで工夫

 小食だった息子にも、「強くなりたい」「大きくなりたい」という強い気持ちから自覚が芽生え、お弁当や補食、夕食をしっかり食べるようになりました。ただ、疲れがひどい時や、暑さが厳しい時などは、ご飯がのどを通らない時があるので、少しでも食べられるように、本人が希望する麺類を出すなど、工夫しています。

 身体つきは、だいぶガッシリしてきましたが、まだまだ身体の厚みが薄いと感じるようで、自主練として筋力トレーニングをしています。また、「プロテインを飲みたい」と言われることもありますが、今は手作りのものを飲ませています。

 現在の1日の食べる量や練習量など、スケジュールは以下の通りです。

<現在の平日のスケジュール>
◆5:10→起床
◆5:30→出発
…朝食を食べずに登校。電車で1時間ほどかかるので、途中でトイレに行きたくなるのを避けるため食べていきません。朝食、補食、お昼のお弁当は学校で食べるので、かなりの量を持って行きます
◆6:45~8:00→学校にて朝練
…朝練後、ホームルームまでの空き時間で朝飯を食べます
◆午前中授業
…各授業の休み時間にも、こまめに補食を食べます

毎日持たせている朝食と補食。補食は授業の合間にこまめに取っているようです。この日は、豚の生姜焼き丼、冷やし中華、パイナップル、ミニトマト、手作りグラノーラバー
毎日持たせている朝食と補食。補食は授業の合間にこまめに取っているようです。この日は、豚の生姜焼き丼、冷やし中華、パイナップル、ミニトマト、手作りグラノーラバー

◆お昼ご飯
…サッカー部の部室にて部員全員でお弁当を食べます

お昼のお弁当。米油で揚げたアスパラ巻きカツ、豚肉とナスとピーマン
お昼のお弁当。米油で揚げたアスパラ巻きカツ、豚肉とナスとピーマン

◆15:00~19:00→練習
…授業後グラウンドまで移動して練習。時間があれば練習前にも補食を食べます(コンビニで買ったサラダチキンやおにぎりなど)
◆20:00→帰宅後すぐお風呂
◆21:00→夕飯
…どんぶり茶碗に大盛のご飯、おかず1品、みそ汁
◆24:00→就寝

 フルーツとミニトマトは必ず持たせる定番の補食です。ミニトマトは抗酸化作用があり、なおかつサイズ的にも手軽に食べれるのでおやつ感覚で食べています。揚げ物は胃に負担がかかるのであまり入れませんが、入れるときは米油かオリーブ油で揚げています。

午後の練習に備えフルーツで糖質補給

 これからの時期は梅雨や猛暑で、食欲が落ちますが、そんな時はご飯にこだわらず、のどごしのよい麺類を持たせるようにしています。みそ汁はお休みし、冷やし中華や冷やしうどんなどが増えます。焼そば麺はお湯で油を落とせばすぐに使えるので、お弁当作りに活躍します。また、フルーツを冷凍して持たせていますが、おすすめはパイナップル、オレンジ、キウイ、ブドウなど。フルーツの糖質、ビタミン、酵素が取れます。

補食としてもおすすめの冷凍パイナップル
補食としてもおすすめの冷凍パイナップル

 現在、息子は高校2年生ですので、お弁当作りも残り2年足らず。本人も卒業後は寮での生活を希望しているので、それまでにアスリートとして、「何を食べるか」を選択する力を身につけてもらいたいと思っています。

 息子の今の目標は、高校3年生の全国選手権でトップチームのメンバーとしてピッチに立つこと。それに向け、1歩1歩、今できることに取り組んでいます。夢は、もっと高いところにありますが、卒業するまでは、ベストなコンディションで日々取り組めるよう、サポートしていきたいと思っています。

 今回は、息子に作っている、手作りのプロテインドリンクを紹介します。

簡単に作れて、手軽にエネルギー補給ができる、手作りプロテインドリンク
簡単に作れて、手軽にエネルギー補給ができる、手作りプロテインドリンク

<手作りプロテインドリンクの材料>
豆乳…100ml
ミネラルウォーター100ml
バナナ…1本
冷凍パイナップル…2かけ
ハチミツ…お好みで
きな粉…小さじ2
白すりゴマ…小さじ1
亜麻仁油…小さじ1

 材料をまぜるだけ、簡単にエネルギーチャージができます。ゴマのセサミンは抗酸化作用があり悪玉コレステロールを制御する効果があります。きな粉は大豆の栄養そのまま摂取でき、植物性タンパク質が豊富です。

 亜麻仁油はオメガ3系の油で筋肉の炎症を抑える働きがあり判断力を高めるDHAが豊富。冷凍パイナップルとバナナで腸にうれしい酵素もたっぷり摂れます。果物の糖質は持久性のある糖質なのでスポーツをするお子さまに飲んでほしい手作りプロテインドリンクです。

 次回からは、息子に取り入れている「まごはやさしい」を基本とした食事メニューやレシピなど、身体を強く、大きくするためのメニューを紹介します。

入江慶子(東京都墨田区在住)

スポーツ栄養コンディショニングアドバイザー。
一般社団法人クラブディポルディーボエスペランサ理事。
都内名門校のサッカー部に所属する高校2年生男子のママ。