スポーツをしていると、大なり小なりケガを避けられないことがあります。大きなケガになると長期間、競技復帰が難しくなったり、大事な試合に出られなかったり、つらい思いをすることもあるでしょう。そうならないためには、故障しにくい体作りが重要になってきます。

筋トレ、体幹のトレーニング、スポーツを行う前のウオーミングアップはもちろんのこと、食事ではバランスの良い「食事の基本スタイル」を整えることです。体作りの材料であるタンパク質、骨の材料のカルシウム、また集中力の維持のための糖質をしっかりととりましょう。

「朝食は抜かない」が基本

特に朝食を抜くと、肉・魚・卵などの体の材料が不足します。牛乳や乳製品をとらないと、タンパク質だけではなくカルシウムも不足します。また、ご飯やパンなど主食を抜けば、当然エネルギー源が減り、集中力が不足し、予測できないケガの原因になりやすいのです。

ケガを防ぐには、普段からしっかり食事をすること。

そう聞くと、「そんなことか」と思うかもしれませんが、食事がしっかりできていることによって、強い骨、たくましい体、切れない集中力が伴ってケガをしない、また、その回復が早くなるということもあります。

「小さなことからコツコツと」が、体作りの1歩です。今回は、良質のタンパク質が摂れる豚肉を使った「野菜とキノコの肉巻き」を紹介します。お肉で巻くと、季節の野菜やキノコをおいしく食べられます。お試し下さい。

管理栄養士・舘川美貴子