ジュニア選手の成長のスピード、タイミングは一人一人違います。年齢が同じでも、背が高かったり、体が大きかったり、細かったり、競技種目や練習内容などでも差が生じます。
特に成長期での個人差は大きいので、食事の内容、量の確認とともに体調をチェックすることが必要です。体調を見ることで、食事量の過不足や不足している栄養素が確認でき、睡眠がとれているか、生活のリズムはどうか、練習量はどうかなどを把握することができます。
選手自身がそのチェックをすることで、より自分の体と向き合うことができます。
主なチェック項目は以下です。
●朝起きた時の目覚め
●よく眠れたか
●食欲の有無
●3食しっかり食事ができたか
●疲労度
●排便状況
●尿の色
●体温
●体重
チェック方法としては「はい」「いいえ」の2択、もしくは数値化して「5段階評価」などがよいでしょう。
良くない評価だった場合、なぜそうなったのかを考え、改善しなければなりません。例えば、朝の目覚めが悪い場合、夜遅く寝たために睡眠時間が少ないのか、練習量が適当だったのか、食事量が少なかったのか、食べる量と動いて消費する量が適切だったのか、などを振り返り、目覚めよく起きられるよう対応が必要です。
尿の色が濃縮尿であった場合は、水分摂取は適切か、食事量が低下していないかなどを確認していきます。
体調管理はアスリートの必須項目です。ぜひ、早期からチェックする癖をつけ、当たり前にチェックできるようになるといいですね。
今回は簡単に作れ、朝食や補食におすすめの「ライ麦パンのオープントースト」を紹介します。ライ麦パンを使用し、ビタミン、食物繊維がとれるようにしています。大きめのパンに具材をのせてトーストするだけ。そのままかぶりついても、ナイフとフォークで食べても、どちらも楽しいですね。
