11月に入りました。高校生の冬の全国大会出場をかけた地方予選が、大詰めを迎えているころではないでしょうか。

 バスケットボールは「ウインターカップ」、ラグビーなら「花園」、サッカーであれば「選手権」。選手たちはこの大会を目指して3年間、暑い日も寒い日も一生懸命練習に励み、泣いたり笑ったり、お互いを高めてきたことでしょう。

 試合(決勝)当日は緊張するもの。普段は大丈夫でも、ここ一番の大きな試合では、緊張や不安により、交感神経が副交感神経よりも優位になり、発汗が生じます。知らないうちに汗ばみ、大量の汗をかいて脱水になったり、胃腸の調子が悪くなり、ガスがたまったりと体に変化が出てくることも考えられます。

 試合当日は、エネルギー源である糖質を中心にとるのとともに、脱水を防ぐための水分補給や、胃腸を整える、消化不良を避けることも重要になります。

脱水を防ぐポイント
①普段からのどを潤すように水分を摂取する。
②果物や野菜などから水分、カリウムなどを摂取しておく。
③みそ汁、梅干しなど少し塩分をとっておく。
④食事はしっかり食べておく。
⑤普段から体重はしっかりと計量する。

消化不良を防ぐポイント
①試合前日、当日は大量の食物繊維は避ける。
②脂質の多い料理、調理法は避ける。

などが挙げられます。

糖質、ミネラルたっぷりのすいとん汁

 今回は糖質、ミネラルたっぷりの「すいとん汁」を紹介します。

 カボチャは野菜の中でも糖質が多く、ビタミンC、ビタミンE、カリウムも多く含まれています。

 小麦粉をすいとんにすることで、もちもちとした食感が心地よく、糖質を摂取できます。すいとんを作るのは少し面倒に感じる方もいると思いますが、うどんやもちがない時でも、少しこねるだけなので簡単です。

 また、みそは発酵食品ですが、適量であれば、そうガスがたまることもありません。みそ汁は塩分、水分、タンパク質をとることができ、知らない間に脱水や熱中症予防になります。

 試合当日の朝食は、ご飯とすいとん汁もよい組み合わせです。体調を整え、大一番に備えましょう。