全国的に朝晩は特に気温が下がってきましたが、体調はいかがですか。「朝晩のみ鼻水や鼻づまりの症状で、鼻がムズムズする」「室内から外に出た途端にくしゃみや鼻水などがでる」という方はいませんか? 

花粉症? と感じる方もいると思いますが、このケースは最近耳にするようになった「寒暖差アレルギー」の可能性があります。医学的な病名は「血管性運動障害」。朝晩と日中の気温差の開きが大きい時に、症状が出やすくなります。自律神経のコントロールがうまくいかず、さまざまな体の不調が現れます。

花粉症などのアレルギー疾患は、埃や食品などのアレルゲンに反応して症状が出てきますが、寒暖差アレルギーはアレルゲンやウイルスとは関係がありません。では、どのような予防が考えられるでしょうか。

対策は色々ありますが、食事に関係していることとしては、「体を冷やさないこと」や「血流を良くすること」が挙げられます。食事内容が、こういったことをサポートするものかどうかを見直すことが大切です。

ただし、生活に大きく支障が出ている場合には、専門医に相談してみましょう。小さな不快症状が続くと、日頃のパフォーマンスに響くことと思います。

抗酸化力の高い野菜にカレー粉を加えた「抗酸化力底上げカレーマリネ」

今回は血流改善、体を温める作用を持つカレー粉を使用した「抗酸化力底上げカレーマリネ」を紹介します。

カレー粉には、多数のスパイスやハーブが含まれています。これらには「抗酸化作用」「食欲増進作用」「エネルギー代謝更新作用」「血流促進作用」などの機能があります。食欲のない時や苦手な野菜を克服したい時に、少しカレー粉を加えると食が進みます。

とは言っても、ほとんどの料理で使うスパイスは少量のため、大きな効果は期待できません。しかし、食材そのものの栄養価を底上げしてくれます。今回のマリネに使用する食材は、抗酸化力の高いブロッコリー、ニンジン、パプリカ。これらにカレー粉を加えると、抗酸化力が一層強まります。

冬採りブロッコリーは甘味が増して、おいしく感じられることと思います。作り置きおかず、お弁当にもおすすめの一品です。

管理栄養士・乳井美和子、小高鏡子