日ごとに気温が下がり、地域によっては暖房を入れる時期になっているかと思います。体が冷えやすくなる時期ですが、皆さんはいかがでしょうか。

近年、子どもたちの低体温が問題になっていますが、1つの要因として朝食の欠食が挙げられます。今回は、改めて朝食の重要性をお伝えします。

基礎代謝量も大きな差

日本の学生約200人を対象にした研究で、朝食を抜く場合と、普段から朝食の摂取習慣がないグループでは、下記の結果が出たという報告があります。

・朝食を抜くと、午前中の時間帯に体温と血糖値の上昇が見られない。
・朝食を食べる習慣のないグループは、朝食前の体温が低く、その後も朝食を食べないと低体温が続く

朝食を食べる習慣のあるグループが朝食を食べた朝と、朝食を食べない習慣のグループが食べない時では、体温が1度も違います。体温が1度上昇すると、基礎代謝量が13%上がると考えられているので、スポーツのパフォーマンスでは大きな差になります。

他にも、スタミナ不足、集中力低下、イライラするなど精神面にも影響があると言われています。また、以前書いたコラム「低体温で免疫力低下・アレルギー症状出現、てんさい糖で体を温める」でも紹介しているように、低体温はアレルギー症状を引き起こす要因とも言われています。

米粉パンの朝食メニュー

しかし、これまでの生活習慣から、慌ただしい朝にパンやご飯以外のおかずを充実させることは難しい、朝から白米を食べられないという人もいるでしょう。そこで今回は、タンパク質やビタミンなどを摂取できるパンの朝食メニューを紹介します。

食物アレルギーの人も食べられる「アレルギー対応イワシのピザトースト」

アレルギー対応イワシのピザトースト」は米粉のパンを使用。缶詰のイワシ、乳不使用のアレルギー対応のチーズを使っているため、食物アレルギーの方でも食べられます。魚アレルギーのある方は、アレルギー対応のベーコンなど利用しましょう。アレルギー対応チーズが手に入らない時は、アレルギー対応マヨネーズで代用しましょう。

アレルギー対応のパンに具材をのせて、トースターで焼くだけの簡単なメニューです。ただ、これだけではタンパク質源や野菜が不足することが多いので、スープなどで補いましょう。お好みでアレンジし、缶詰の余った汁は、みそ汁などに入れて活用しましょう。

パンやご飯だけではなく、肉や魚、大豆などのタンパク質源、野菜などのビタミン源やミネラル源を手軽に、かつ毎日食べられる朝食メニューをいくつか見つけて、朝食を食べる習慣をつけておきましょう。

管理栄養士・乳井美和子、小高鏡子