全国各地で例年にない厳しい暑さが続いています。これだけ暑いと、いつもより疲れやすかったり、寝苦しくなったり、食欲が落ちたりしている方もいるでしょう。アトピー性皮膚炎の方は、夏は症状が強く出やすいので、悪化させないよう工夫されていることと思います。

 一方で、せっかくの夏休み。練習のない日は通常よりも遅くまで起きたり、勉強や趣味などで夜更かししている方もいるのでは? 以前、「睡眠は運動パフォーマンスやアレルギーにも関係する」とお話ししましたが、今回は、さらに睡眠が健康な体作りに重要だという研究報告を紹介します。

報告1:睡眠と食行動への影響

 20代の男女に8時間と5時間、それぞれ睡眠させた上で、起床後の主観的評価と朝食(ビュッフェ方式)の摂取内容について評価した。5時間しか寝なかったときは、女性は高い甘味濃度を好んだ。また、食事においては女性のみ、エネルギー、タンパク質、脂質の摂取量が高い傾向が見られた。

報告2:睡眠不足と骨代謝

 短時間睡眠では骨量調節メカニズムが障害され、骨がやせていくとのこと。睡眠リズムの乱れは、広義の不眠症の骨折発症リスクとも考えられるのではないかと研究が進んでいる。

 以上のことから、骨の健康にも睡眠が関わっていることが想像できたと思います。また、この暑さからバテやすいため、十分な睡眠が必要になってきます。

ミョウガとシソのさっぱりあえ物

 今回紹介するのは「ミョウガとシソのさっぱりあえ物」です。

 シソの香りは、食欲を高める成分が含まれていると言われています。ミョウガ、シソはいずれも清涼感ある香味野菜で、蒸し暑い夏におすすめ。冷奴、そうめんのトッピング、ご飯のお供としても重宝するので、作り置きおかずとしても便利です(夏場は早めに食べるように心がけましょう)。

冷や奴にトッピングした「ミョウガとシソのさっぱりあえ物」

 体作りを意識して、タンパク質を強化しているなら、具材に魚介系の缶詰を加えて、アレンジしても良いでしょう。体を大きくするなら、しっかり食べて、しっかり睡眠をとることが大切です。

管理栄養士・乳井美和子、小高鏡子