ジャガイモはでんぷんが多いことから、太るイメージを抱いている方もいると思いますが、実は減量期に利用しやすい食品です。抗酸化作用を持ち、鉄の吸収を助けるビタミンCが多いこと、エネルギーがご飯よりも少ないためです。

ビタミンCの損失少ない

ジャガイモのビタミンCは100g中35㎎で、ミカン(小)1個100gとほぼ同じ量が摂取できます。ビタミンCの安定性も比較的高く、約5度の低温で貯蔵(5カ月)しても80%残ると言われていますので、買い置きしても安心です。

また、かなり幅広く料理に利用することができます。特に「二重調理」、つまり、ゆでたり、蒸したり、揚げたりした後に、それをつぶしたり、焼いたり、加工することができるので、料理をする上では非常に便利です。

二重調理、アレンジ効きやすい

時間のある時にあらかじめ加熱下処理をし、冷凍や冷蔵で保存しておくと、調理時の手間が省け、レパートリーも広がります。オムレツの中にゆでジャガイモを入れたり、ゆでておいたジャガイモをマッシュポテトにしたり、低脂質の鶏肉と合わせて肉じゃが風にしたりとさまざまなアレンジができます。

ジャガイモ入り鍋風みそ汁

今回は「ジャガイモ入り鍋風みそ汁」を紹介します。白菜やニンジン、タラを加えて体が温まる一品です。

さて、ジャガイモを食べて太ったという人がいたなら、フライドポテトやジャガバターなど脂質の多い調理法や味付けだった、もしくは食べ過ぎが考えられます。適量食べる分には問題ありません。また、ジャガイモを主食にする方も時々いますが、偏った食事では何事も効果が表れません。主食・主菜・副菜・果物・乳製品をそろえたバランスの良い食事を心がけてください。

管理栄養士・田澤梓