自炊をしている選手から「食器は使わず、調理した鍋から直接食べる」「ご飯を炊いたお釜に具をのせ、そのままどんぶり風に食べる」と聞くことが時々、あります。

 食器を使わず、盛りつけもしない。そんなことがあるようです。

 食事は単に、栄養補給をするためだけのものではありません。生活、文化の一部であり、生き方に対する姿勢をも表してしまうものです。

 1人であってもきちんと食卓を整えて、きれいに盛り付ける。誰かに見られているわけではないけれど、姿勢よく、美しい食べ方を心掛ける。

 そういったことを日頃から自分に課し、意識し、習慣にすることは、スポーツをする上での心や体の支えにもなってくるでしょう。

季節や料理で使い分ける

 また、いつも同じ食器ではなく、季節や料理に合わせて食器を選ぶのもおすすめです。春から夏は薄手の磁器、6月の梅雨の頃から盛夏にかけてはガラスの器、秋から冬は土ものや陶器といったように。同じ料理でも盛り付ける器によって、見た目が変わります。見た目が変われば、食欲も変化します。

行楽風の鶏つくね

 今回は「鶏つくね」を紹介します。食卓でいただくとき、行楽のためのお弁当風と、目的に合わせて盛り付けを楽しんでください。

お皿にのせた鶏つくね