2016年も残すところ3日となりました。インフルエンザや風邪が流行っていますので、体調管理に十分気を付け、良い年をお迎え下さい。

 今回は、補食におすすめの「カボチャのおやき」を紹介します。

カボチャのおやき
カボチャのおやき

 一般的に補食といいますと、甘いお菓子やジュースというイメージがありますよね。ですが、これらの食べ物には、糖分や脂質が多く含まれており、摂り過ぎると血糖値が上昇して食欲低下につながり、必要な栄養素が補えなくなることがあります。

 特にスポーツ選手は、トレーニングでエネルギーが消費されます。一度にたくさん食べることができなかったり、食事と食事の間がかなり開いてしまう時は、補食をとり、不足分の栄養素を補っていくようにしましょう。栄養素では糖質、タンパク質、ビタミン類などを摂取できる食品や料理がおすすめです。

 「カボチャのおやき」は糖質、βカロテン、ビタミンC、ビタミンEが豊富。β-カロテンは体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を保護する働きがあり、風邪予防に効果があります。油と一緒に調理することで吸収率も高まります。ビタミンEは、血流を良くし、動脈硬化予防に効果があります。

 また、カボチャの皮にはβカロテン、食物繊維などが豊富に含まれるので、皮ごといただくようにしましょう。中に小豆を入れることで、美味しくもなりますし、栄養価も高まります。

 さらに、牛乳を飲みながら食べると、タンパク質やカルシウムも摂取することができます。食べ応えがありますので是非お試し下さい。