ぐるなび総研主催の「今年の一皿」に、「アルコールテイスト飲料」が選ばれました。これを受けてアスレシピ編集部は、今年も恒例の編集部員の「今年の一皿」をお届けします。世相は全く反映しておらず、思いつくまま、バラエティーに富んだ品々が集まりました。

とろけるうまさの飛騨牛握り

飛騨牛握り

インスタ映えの拠点として有名な国宝・犬山城の城下町は、色鮮やかなスイーツや五平餅(団子)など食べ歩きグルメが充実。その一角で食べた飛騨牛握り(一皿2貫600円)が美味でした。

まさにとろけるうまさで、ニンニク、ワサビ、ショウガなどお好み味にも対応。お財布を気にしなければ、何個でも口にできてしまいます。

ちなみにここから北上した下呂温泉でも高山でも、飛騨牛握りや串焼き店はいずれも長蛇の列ができるほどの人気。おいしさもさることながら、緊急事態宣言開けの街の賑わいを感じた一コマでした(I)。

希少和牛「秋田の短角牛」に感動

秋田の短角牛

アスレシピ公認の冷凍おかずセット「アスリートのおかずDELI」を発売した株式会社グリッターズは、赤坂でイタリアンレストラン「agatte tanshie(アガッテタンシェ)」を経営しています。秋田の厳選食材を贅沢に使用しているのが特徴で、どの料理もおいしいのですが、中でも幻の赤べこ「短角牛」のグリルは抜群の味わいでした。

年齢とともに、体が脂身を受け付けなくなっていますが、ジューシーで柔らかい赤身肉は翌日も胃もたれせず、安心して食べられます。

ちなみに店名の「agatte tanshie(アガッテタンシェ)」は秋田の方言で「おあがりください」「お召し上がり下さい」という意味。パッと見、イタリア語だと思ってしまいますよね(S)。

ネギが箸代わり、大内宿のそば

大内宿のそば

福島県の大内宿の名物「ねぎそば(高遠そば)」。写真のように、ネギを箸の代わりにして十割そばを食べるのが面白い。汁は優しい甘めの味で、このネギを薬味代わりにして時々かじりながら食べます(ネギをかじると短くなるので、最後は箸で食べましたが)。そばはもちろんおいしいのですが、味よりもこの珍しいお作法がなんとも印象深かったです(M)。

ホットケーキミックスで作るチョコチップスコーン

ホットケーキミックスで作るチョコチップスコーン

小学生から11年、バスケットボールを続けている娘も体型を気にする年頃になりました。ご多分に漏れず、オフの日に友達と過ごすのは決まってスタバ。気にせずクッキーやドーナツを食べる友人に対し、娘はスタバのフードメニューを敬遠していたそうです。

それでもアスリートとはいえ、やっぱり甘いモノは食べたいもの。そんな折、どこで調べたのかスタバのスコーンを模した「ホットケーキミックスで作るチョコチップスコーン」を自宅で作っていました。

毎週末、早朝からサーフィンに出かける私に「たくさん作りすぎちゃったから、車の中で朝ご飯代わりに食べて」ですって。甘さも自分好みに調整出来ていて、しっとりした食感で美味しかったです。

アスレシピの業務に携わっている身からしても、我が子の成長を嬉しく思った瞬間でした(K)。

ホテルのアフタヌーンティー

ホテルのアフタヌーンティー

「一皿」とはちょっと違いますが…新型コロナの感染者数が減少してきたタイミングで、娘とホテルのアフタヌーンティーへ出かけました。

非日常の空間でいただくスイーツや料理はどれもおいしく、窓からの眺めも相まって2人とも大興奮。おしゃべりも弾み、久々にリフレッシュしたひと時となりました(H)。

ピエールエルメのミルフィーユ

ピエールエルメのミルフィーユ

ピエールエルメといえばマカロンですが、このミルフィーユも最高です。パイとクリームの味はもちろん、比率が絶妙。上に乗っているゼリーも、それだけを販売してほしいと思うくらいのおいしさでした(Y)。

夏も食べ続けた「焼きイモ」

焼きイモ

昔から、サツマイモにバターをつけて食べるのが大好き。サツマイモの加熱方法はその時々でブームがあるのですが、今年ハマったのが「焼きイモ」です。

今って、真夏でもスーパーで焼きイモを売っているんですね。巷では安納イモに代表されるしっとり、ねっとり系が人気ですが、私は昔ながらのホクホク派。バターは明治の有塩に決まりです(C)。

青くても黄色くてもおいしい「匠のバナナ」

匠のバナナ

青いバナナと言っても、加熱調理用ではありません。青くても黄色くてもおいしい、食べ頃期間の長い新感覚のバナナなんだそうです。

私は思いっきり緑色の、さっぱり味がお気に入り。黄色くなる前に大急ぎで食べますが(1日で結構黄色くなります)、食べきれなかった分はパウンドケーキにして残さずおいしくいただきます(N)。