6月23日に上野動物園で4年ぶりに誕生した双子のパンダ。お祝いムードが高まる東京・上野に「パンダのパン店」が9月に開店する。

上野観光連盟の二木(ふたつぎ)忠男会長(68)の運営する「菓子の二木」グループ「ニキベーカリー」の新規店「米よりパンだ!?」でJR上野駅前に店舗を構える。

双子パンダの名前の投票箱が設置されている上野「カフェニキ」で、パンダのパンの試作品を見せる奧乃靖弘シェフ
双子パンダの名前の投票箱が設置されている上野「カフェニキ」で、パンダのパンの試作品を見せる奧乃靖弘シェフ

パンダのパンは毎春、上野公園の花見の時期に露天で登場する季節限定品。パンダファンの間では大人気の商品だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、昨年から花見会場は閉鎖され「パンダのパン」の販売機会を失っていた。

1階がパン工房と売り場、2階は焼きたてパンを食べられる25席のカフェになる。通常のパンも販売するが「パンダのパン」は3種類を予定。双子のパンダはホワイトチョコレートのクリーム入り。ほかメロン風味のクリームなどの入ったタイプも同時に販売する。

9月開店予定の店の外観イラスト
9月開店予定の店の外観イラスト

二木会長の娘婿のニキベーカリー奧乃靖弘シェフ(34)は「価格は200~300円。店内もパンダの展示物などを掲示してパンダミュージアムという雰囲気にしたい。パン店ですが、パンダだけにタケノコをつかったおにぎりの販売も企画中です」と話した。奧乃シェフの父弘一郎さん(69)は神戸市立王子動物園(兵庫)でパンダの飼育を担当した元専門員。「パンダに縁があるようです」と奧乃シェフは笑う。

2011年(平23)2月にリーリー&シンシンが上野動物園に搬入されたのが深夜0時直前だった。その際に集まった報道陣に二木会長が景気付けにパンダのパンを無料配布したこともある。そのときに「米よりパンです」とコメントしたことが由来となって新店舗名が決まった。

ベーカリー「米よりパンだ!?」の建設予定地はJR上野駅前、アメ横入り口のスクランブル交差点そばの角地
ベーカリー「米よりパンだ!?」の建設予定地はJR上野駅前、アメ横入り口のスクランブル交差点そばの角地

双子のパンダの名前を8月7日から公募し、締め切りは20日に迫った。「名前が決まったらパンに入れ込まないと」と二木会長は声を弾ませた。【寺沢卓】

(2021年8月19日、ニッカンスポーツ・コム掲載)

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