野菜ジュースを飲む人が減少傾向にあることが、マイボイスコムの調査でわかりました。手軽に不足しがちなβカロテンやビタミンCなどを摂取できるというメリットがありますが、月1回以上飲む人は半数以下という結果です。
飲む人は減少傾向、月1回以上は半数以下
調査対象となった10代〜70代の男女10231人のうち、市販または手作りの野菜ジュースを週1回以上飲む人は2割強にとどまり、「ほとんど飲まない」という人が過半数。野菜ジュースを飲む人の割合は2012年調査時から減少しています。
野菜ジュースを購入する理由は、「野菜不足を補うため」が最も多く、次いで「おいしい」「手軽に栄養素を摂取できる」「一度に多種類の野菜・果物が摂取できる」「なんとなく体によさそう」と続きました。
健康面を考えて飲む人が多い一方、購入時に重視する点は「味」が5割弱で最多。以下は「飲みやすさ」「価格」と続き、「原材料」「成分、添加物」は購入者の2割前後でした。
野菜ジュースをスープにリメイクする人も
野菜不足を補いたいと考えつつも、やはり美味しくないと飲みたくない、というのが本音ですよね。「おいしく飲みたい時は果物の多い野菜ジュースを選び、栄養の補給のためには濃いものを選ぶ」(女性25歳)、「野菜ジュースにコンソメを入れてスープにします」(女性27歳)といったコメントも寄せられていました。
なお、市販の野菜ジュースは、食物繊維などはそれほど多く含まれておらず、野菜を摂る代わりにはなりません。あくまでも摂りたい栄養素を補うものとして飲用すると良いですね。