トップ選手に育てるには保護者の協力が不可欠

楽しく食べていたらいつの間にか、たくさん食べていたが理想。そのためには「食卓での楽しい会話」が、おいしい調味料になる。

帰宅時間がまちまちで、家族と一緒に食べられなくても、「食卓近くで『明日は何を食べたい?』『これはこういう料理なんだよ』と話し掛けたり、和やかな雰囲気を作ったりはできるはず」。選手を心身ともに大きく成長させるためには、やはり家族の協力なしでは得られない。

我が子をトップアスリートに育てたいなら、保護者は「運命共同体」としてサポートする覚悟が必要かもしれない。他人と比べず、あくまでもその子のペースで、1つ1つ課題をクリアしていけるように。東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年、スポーツが脚光を浴びる年の初めに、ジュニアアスリートも保護者もおのおの向き合い、できることを考えてみてはどうだろうか。

【アスレシピ編集部・飯田みさ代】