<2020年トレンド予想(上)>

オーガニックを中心とするアメリカの自然派食品スーパー大手「ホールフーズ」が、2020年のグルメ・トレンドを大予想! 来年ブレークするフード&ドリンクは、2019年以上にヘルシー食品にシフトし、環境保全もキーワードとなると伝えています。第1回は食品編を紹介します。

小麦粉の代替品

グルテンフリーが浸透するアメリカで、今年はカリフラワーを原材料にしたピザクラストが爆発的にヒットしましたが、来年はより進化した小麦粉の代替品が注目されると予想しています。

ライムギとエンバクの粉は小麦粉の代替品として人気

カリフラワー粉のほか、バナナなどの果物や野菜を粉末にしたもの、タンパク質や食物繊維を含んだ栄養価の高い粉に熱い視線が集まっています。

グルテンフリーのキヌア粉

冷蔵スナック

軽食として手軽に食べられるスナックと言えば、これまではグラノーラバーやプレッツェルの小袋くらいしか選択肢がありませんでした。来年は冷蔵コーナーで手軽に食べられるものが流行すると見ています。味付きのゆで卵や野菜のピクルス、飲むスープや様々な種類のディップなど、小分けにされた腹持ちの良いものがお店に並ぶとしています。

ボトル入りの飲むスープ

砂糖の代替品

砂糖やステビア、はちみつ、メープルシロップなどの従来の甘味料から、果物やサツマイモなど野菜由来の甘さまで選択肢が増えると予想。

フルーツ由来の甘味料モンクフルーツ・シュガーはゼロカロリー

ザクロ、羅漢果、ナツメヤシを煮詰めたシロップ、ココナッツなど植物由来の自然甘味料が代替砂糖として注目されそうです。

ココナッツから作られた代替砂糖

ノンアルコール飲料

健康志向の高まりや、ミレニアル世代を中心に飲酒をしない人が増える中、アルコールの代替品を求める声に応えて、来年はユニークなノンアルコール飲料も人気が高まるとの見通し。ホップが入ったスパークリングウオーター、お茶や植物から作られたフェイクジン、ノンアルコールの食前酒など。単なるノンアルコール飲料ではなく、実際にお酒を飲んでいる気分になれるというのが、ポイントのようです。

ホップ入りのビール風味のお茶は、緑茶やカモミールなど種類も豊富

【ロサンゼルス=千歳香奈子通信員】