8月7日は「バナナの日」。バナナはジュニア選手にとって手軽で便利な補食として人気がありますが、一般的に「よく食べる果物」としても15年連続で1位を獲得しました。

日本バナナ輸入組合が16~70歳以上の男女1442人を対象に行った調査で、「よく食べる果物は?」の質問に対して、65.4%の人が「バナナ」と回答し、続くリンゴ(43.7%)やミカン(32.1%)に大差をつけました。

日本バナナ輸入組合調べ
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バナナを食べる理由は「手軽な値段」「健康によい」「おいしい」がトップ3。「栄養が優れている」「食べやすい」が続き、栄養や健康への好影響も注目されています。

日本バナナ輸入組合調べ
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「知っているバナナの栄養素は?」の問いに対しては、「糖質」「食物繊維」「カリウム」でした。

日本バナナ輸入組合調べ
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熱中症や寝苦しい夏の睡眠にも効果的

実際にバナナは、主要ミネラルの1つであるカリウムが多く含まれており、熱中症や夏バテ対策に効果的と言われています。カリウムは、調理によって失われやすいものの、バナナは生で食べられるのでその心配はありません。

他にも、紫外線が強まる夏に肌の健康を整えてくれる「ビタミンB群」や、暑さで寝苦しい夜に睡眠を促す「セロトニン」なども含まれています。「セトロニン」は、精神を落ち着かせてくれる効果もあり、緊張する試合前に摂取するのもおすすめです。

夏場の保存法

バナナの保存には15~20℃くらいの常温で、風通しの良いところが適していますが、 夏の暑い時期は新聞紙などで包んで冷蔵庫(野菜室)に入れてみましょう。 ただし温度が低すぎたり、 長時間保存したりすると皮が黒くなってしまうことがあるので注意が必要です。黒くなっても、皮をむいた時に変色や傷みがなく、果肉がきれいであれば食べられます。

皮にできる黒い斑点は「シュガースポット」と呼ばれ、バナナが熟して甘くなると出てきます。シュガースポットが出ているバナナほど、免疫力を高める効果が高いということも分かっています。