<高校野球茨城大会:霞ケ浦14-0常磐大高>◇25日◇決勝◇ノーブルホームスタジアム水戸

霞ケ浦が4年ぶり2度目の王座奪還を果たした。プロ12球団が注目の鈴木寛人投手(3年)が自己最速148キロに迫る146キロを連発。

好投する霞ケ浦・鈴木寛人(2019年7月24日)
好投する霞ケ浦・鈴木寛人(2019年7月24日)

強力常磐大高打線を1安打8三振で完封した。魔球と呼ばれる130キロ台の高速スライダーが絶好調。「今日は100点満点。ほとんど指にかかった。低めへの制球も完璧」と満足そうに話した。

常磐大高対霞ケ浦優勝を決め喜び合う霞ケ浦ナイン(撮影・佐田亮輔)
常磐大高対霞ケ浦優勝を決め喜び合う霞ケ浦ナイン(撮影・佐田亮輔)

鈴木寛の野球人生は母とともに歩んだ道だった。ソフトボール経験者の母祐子さんと中学生までキャッチボール。母は「だんだん息子のスピードが速くなって、球が捕れなくなってきて…それで成長を感じました」。

常磐大高対霞ケ浦大喜びで記念写真に納まる霞ケ浦ナイン(撮影・佐田亮輔)
常磐大高対霞ケ浦大喜びで記念写真に納まる霞ケ浦ナイン(撮影・佐田亮輔)

鈴木寛は線の細かった中学時代に「体が大きくなるように」と、B5サイズの弁当を毎日食べ「母弁のおかげで10キロも体が大きくなりました」と感謝する。母の愛を存分に受けた絶対エースが全国舞台に立つ。【倉田祥太】

◆霞ケ浦 1946年(昭21)創設の私立校。開校時は男子校、04年から男女共学。生徒数は1539人(女子720人)。野球部は46年創部。部員数81人。春は1度(90年)、夏は15年に出場し、今回が4年ぶり2度目。主なOBに広島遠藤淳志ら。レスリング、ヨット部、男子バレーボールなども強豪。所在地は茨城県稲敷郡阿見町青宿50。下田陽一郎校長。

(2019年7月25日、ニッカンスポーツ・コム掲載)