これから暑さが厳しくなる夏本番に向け、熱中症のリスクが高まります。タニタの調査によると、5人に1人が「熱中症にならない自信がある」と答えていますが、実際には熱中症を発症しているにも関わらず、自覚していない人が多くいるようです。

調査対象となった15歳~69歳の男女1000人のうち、熱中症を意識するのは「屋外でスポーツ・運動をしているとき」(46.5%)が最も高く、次いで「屋外のイベント(フェスなど)に参加しているとき」「屋外(公園、遊園地、プール・海など)で遊んでいるとき」「スポーツ観戦をしているとき」と、屋外での活動やスポーツ観戦の時。一方で「寝ているとき」「職場・学校にいるとき」「家事をしているとき」「入浴しているとき」はいずれも10%程度と低くなっています。

しかし、消防庁によると、熱中症の40%は住居内、18%は仕事場や学校で発生しています。屋内外によらず、気温や湿度などを把握し、適切な対策を取ることが必要です。

「熱中症にならない自信がある」と答えた人でも、暑さによって「めまい・立ちくらみ」「からだのだるさ」「喉の異常な乾き」など、初期症状に該当するなんらかの不調を自覚したことがある人は77.0%にのぼり、「熱中症になったことがある」と自覚している人の割合を大幅に超える結果となりました。

熱中症予防のためには、自分の体力や体調を過信せず、周囲にひそむ危険性を甘く見ないことことです。また、重度の症状にならないためには、熱中症がどういったものかを十分に理解し、初期症状が出たらすぐに処置をするようにしてください。