ソフトバンク牧原大成内野手(26)が、人気バンドのゴールデンボンバー樽美酒研二の筋肉美に刺激を受け、肉体改造中だ。

草野球大会に参加したソフトバンク牧原(右)とゴールデンボンバー・樽美酒研二
草野球大会に参加したソフトバンク牧原(右)とゴールデンボンバー・樽美酒研二

武田の紹介で知り合い、福岡の地元が近いことから意気投合。昨年12月中旬に2人で食事をした。9月27日西武戦で右足首を捻挫し、リハビリ中だった牧原は、故障時より10キロ太り、当時体重80キロとなっていた。「おなかが中年みたいにポコンと出ていて、樽美酒さんは筋肉バチバチ」。どちらがプロスポーツ選手か分からない現実にショックを受けた。樽美酒がビールを飲まないことを参考に大好きなビール、ラーメンを我慢。野菜も増やした。

草野球大会に参加したソフトバンク牧原(左)とゴールデンボンバー・樽美酒研二
草野球大会に参加したソフトバンク牧原(左)とゴールデンボンバー・樽美酒研二

1月10日にようやくリハビリを卒業すると、福岡・久留米市の筑後川河川敷を黙々と走り込み、2週間で5キロ絞った。「キャンプにこのまま入って70~72キロにしてプレーしたい」とさらに3~5キロ減を誓った。球場を借りダッシュやベースランニングを繰り返した。

19、20日は宮崎市内で武田、樽美酒らと中学生相手の草野球に参加。そこでスライディングも試し、準備はできている。試合中、走者で三塁と本塁の間に挟まれると樽美酒から「マッキー。それはダメだよ。嫌なこと思い出したよ」と右足首捻挫時の挟殺プレーをダブらせ、いじられたという。「足はもう痛みはない」という牧原が女々しく…いや雄々しくボディを引き締め、正二塁手の座を狙う。【石橋隆雄】

(2019年1月27日、ニッカンスポーツ・コム掲載)