自律神経のバランスを整える

今回の調査結果を踏まえて、矢沢一良・早稲田大学研究院教授が夏バテの原因と対処方法を解説しました。

「暑いところからクーラーの効いた涼しい部屋に入ったり、冷たいものを飲食して急に身体を冷やすなど急な温度変化があると、血流が悪くなったり自律神経のバランスが悪くなり、免疫機能が低下して体調を崩しやすくなります。生活リズムが狂うことでも、自律神経のバランスが崩れ、ストレスも溜まりやすくなります。クエン酸は継続して摂取することで疲労感を軽減する機能があることが研究より報告されています。新学期が始まるタイミングで再び生活リズムが変わるので、体調を崩しやすいです。規則正しい生活にクエン酸を上手に取り入れて、体調を整えることをおすすめします」。

夏の疲れを持ち越したままで新生活に突入すると、さらに体調を崩しがちです。クエン酸の摂取には含有量が多いレモンが最適。食事やドリンクにレモン果汁を加えて意識的に摂取することで、夏の疲れを吹き飛ばしましょう。

9月3日は「クエン酸の日」

レモン果実に多く含まれる酸っぱい成分で、疲労物質を減らす力のある天然クエン酸に着目してもらうことを目的に、レモン果汁を創業商品とするポッカサッポロフード&ビバレッジが制定した。日付は夏バテで疲れが出やすくなる時期と、9と3で「クエン酸」の語呂合わせから。