「炭水化物」は何からできていると思いますか? 

 この質問を都内在住の20~40代男女1200人に投げたところ、「食物繊維」が入っていることを理解している人は2割に満たない(16.9%)ことが明らかになりました。

 スーパー大麦素材事務局がこのたび、「炭水化物の理解度と食物繊維に関する意識調査」を実施。その結果、炭水化物に関する理解度の低さ、さらに食物繊維の摂取源と1日の必要摂取量の認識不足が判明しました。

炭水化物は何からできていると思いますか?

糖質制限から体調不良に

 成長期のジュニアアスリートにとって体作りに大切な炭水化物ですが、最近話題となっている糖質制限ダイエットで、米やパン、麺類など炭水化物を敬遠する人がいます。そのため、食物繊維の摂取不足になり、腸内環境が悪化して体調不良になるケースが出ています。近年の研究では、日本人は炭水化物代謝に優れた腸内フローラをもっていることが分かり、日本人にとって炭水化物から高品質な食物繊維を摂取することは重要であるようです。

野菜だけでは摂取不足

 また、食物繊維について「普段の食生活でどのような食材から摂取することが多いか」との質問では、約8割が「野菜類から」と回答。次いで海藻類、果物類、豆類で、最も少なかったのは穀物類でした。

普段の食生活においてどのような食材から食物繊維を摂取することが多いですか?

 厚生労働省が推奨する1日分の野菜摂取量は350グラムですが、その中に含まれる食物繊維量は8~10グラムほど。一方で同省が推奨する1日の食物繊維摂取量は「成人男性20グラム以上/成人女性18グラム以上」としています。

 野菜だけで1日分の食物繊維量を補うとすれば、単純計算で1日分の野菜摂取量の2倍の700グラムを摂取することが必要ですが、回答者が実際に1日に摂取できている野菜の平均量は158.4グラムで、そこに含まれる食物繊維量はわずか3.6~4.5グラムという計算になります。野菜だけでなく、穀類、海藻、果物をバランスよくしっかり食べることが大切なようです。