バドミントン男子シングルスの元世界ランキング2位の桃田賢斗(23=NTT東日本)が13日、A代表に復帰後初の個人戦となったドイツ・オープンから帰国し「世界との差を感じた」と8強に終わった大会を振り返った。

ドイツ・オープンから帰国し取材に応じた桃田(撮影・戸田月菜)

 桃田は1月の代表合宿中に左足首を捻挫し全治3週間とされ、同月のマレーシア・マスターズとインドネシア・マスターズを欠場していた。「今は足は完治に近い状態だけど、まだ思い通りに動けない部分もあって、もどかしさもあった」と説明する。2年ぶりとなるA代表としての試合を終え、「戦術や駆け引きで、試合のテンポの早さを実感した。前は長いラリーに持ち込めばこっちに分があったけれど、今回は早いテンポで打ち抜かれた。冷静な対応力や守備力がまだまだだなと思った」。

 今回の遠征でも炊飯器を持参し、昼と夜はご飯を炊き、レトルト食品やインスタントのみそ汁で食事を取ったという。「女子選手とかはみんなスーパーで野菜を買って鍋など自炊していた。僕も鍋から自炊を始めたい。前の代表の時は食事をあんまり気にしたことがなかったけれど、意識の違いかなと思う」と変化を感じていた。

 今後は24日に行われるトップ4トーナメントには出場しないことを明らかにした。12日から開幕した全英オープンには世界ランキングのポイントが足らず出場できなかった。「今は足の回復も待ってゆっくり焦らず、長引かせないようにしたい。今はトマス杯でもう1度優勝できるように頑張っていきたい」と穏やかな表情で話した。

(2018年3月14日、ニッカンスポーツ・コム掲載)