今回は、皆さんが丈夫な体を作って、真っすぐ勝利に向かって突き進んでいけることを願い、魚を丸ごと使った勝ちレシピ「栄養丸ごと☆イワシ梅煮」を紹介します。
今回の主役は、夏から秋にかけて旬を迎えるイワシ。イワシに代表されるような脂の乗った青魚やサケ、ウナギなどは、オメガ3系脂肪酸やタンパク質が豊富。余分な体脂肪を増やさず、筋量を維持してくれるので、ケガをして運動量が落ちている時も、関節に負担をかけることなく体格をキープでき、復帰後のパフォーマンス維持に役立ちます。
「栄養丸ごと☆イワシ梅煮」では、イワシを骨ごと食べるので、カルシウムも十分摂取できるようにしています。カルシウムは神経系に作用して、ケガの回復やトレーニング時の筋力アップにも貢献します。
梅干しのクエン酸で食欲増進
「栄養丸ごと☆イワシ梅煮」に使用した梅干しは、日本が誇るサムライフードの代表です。梅干しに含まれるクエン酸は、イワシと一緒に煮ることで、イワシの骨を柔らかくしてくれます。
また、運動後の疲れをしっかりと取り除いてくれ、唾液分泌を促して食欲アップ効果もあります。梅雨から夏場にかけて疲れがたまりやすく、食欲が落ちてくる時期に重宝します。酸っぱい梅干しが苦手な選手も、煮ると甘みが増すのでおいしく食べられますよ。
抗酸化パワーの大葉やシソふりかけ
さらに、「栄養丸ごと☆イワシ梅煮」に添えてある大葉には、強力な抗酸化成分のβカロテンが、他食材とは比較にならないほど多く含まれています。疲れを爽やかに吹き飛ばしたい時は、サケやシラスと一緒に刻んだ大葉を加えて混ぜご飯にしたり、明太子パスタやそうめん、冷奴などの薬味として使用したりするといいでしょう。刺身に添えられた大葉も食べ逃さないように。シソのふりかけでも同じ効果があります。
ここでワンポイントアドバイス。魚は、皮や血合い(皮付近の黒っぽい部分)にも栄養素がたくさん含まれているんですよ。最近では、サバ缶やサンマ缶、イワシ缶など、栄養をそのまま詰めこんで、骨まで柔らかくした缶詰も色々売られています。
魚は丸ごといっぱい食べて、勝利に向かって突っ走ってくださいね!
YOU CAN DO IT!