アスリートにとって、熱中症が心配な季節になってきました。気温や湿度が上がり、発汗量が増えます。また、夏休みに入るとトレーニング時間が増える運動部やクラブも多いですね。
そんなアスリートが熱中症を予防するためには、上手な水分補給が大切になります。トレーニング中は意識していても、他の時間帯はいかがでしょうか。アスリートが意識するべき水分補給は、以下のように分けて考えられます。
①トレーニング中の水分補給
②トレーニング前後の水分補給
③食事での水分補給
④日常生活での水分補給
それぞれ紹介していきましょう。
①トレーニング中の水分補給
トレーニング中は「こまめにちょこちょこ」が基本です。15~20分おきにコップ1杯程度の水分補給をしましょう。
②トレーニング前後の水分補給
始まる前後に300~500mlの水分補給をしましょう。可能なら、トレーニング前後に体重を測定することで、自分の発汗量を知ることができます。トレーニング後は発汗量の80%以上の補給をしましょう。
③食事での水分補給
食事では、お茶や水などの飲み物だけでなく、汁物をはじめとした料理における水分もポイントです。特に野菜や果物は、その重量の80%以上が水分のものも多いので、特に暑い時期は食事での水分補給を意識しましょう。
④日常生活での水分補給
トレーニング中のように流れるような汗をかいていなくても、日常生活でも気付かないうちに汗をかいています。常に水やお茶などの飲み物は持ち歩き、就寝前後には必ず水分補給をすると良いでしょう。
本日のレシピは「簡単和風ピクルス」です。好きな野菜をポン酢で漬けるだけですが、適度な塩分で野菜をポリポリとたくさん食べることができます。補食でおにぎりに添えるといいですね。