アスレシピは10月29日、静岡の高級茶「天竜茶」の加工販売を行う、株式会社すずしょうの3代目・鈴木笙吾さんをゲストに招き、茶商直伝の「お茶の正しい、おいしい楽しみ方」と題したセミナーを行った。

お茶のおいしい入れ方を実演する、すずしょう3代目の鈴木笙吾さん
お茶のおいしい入れ方を実演する、すずしょう3代目の鈴木笙吾さん

高級茶として名高い「天竜茶」は、浜松市天竜区の特産品。茶園が標高300~500メートルと静岡県内でも高いところにあるため、山ならではのコクとうま味があり、ほどよい渋みと爽やかな後味が特徴。実演コーナーでは、鈴木さんがおいしく飲むための適切な湯の温度、急須の使用方法、茶葉の保存方法などを説明し、「究極の1滴」を楽しむ方法などを解説した。

天竜茶の摘採の様子。すべて手作業で行われる(中央が鈴木さん)
天竜茶の摘採の様子。すべて手作業で行われる(中央が鈴木さん)

お茶の製造風景
お茶の製造風景

参加者は実演を参考に、事前に届いたお茶で正しい入れ方に挑戦。いつもと違う極上のおいしさに感動の声が上がるとともに、「2度目に入れるときのお湯の温度は?」「水出しで入れる時の注意点は?」「おすすめの茶菓子は?」など質問も続々飛び出し、10月31日の「日本茶の日」を前に大きな盛り上がりをみせた。

鈴木さんは「正しい入れ方を知るだけで、さらにおいしく飲むことができます。リラックス効果もありますし、秋の夜長のおともに、ぜひ最高の一杯を楽しんでほしいです」と力を込めた。

◆「天竜茶 すずしょう」の商品など詳細は、http://www.office-web.jp/suzushou/pc/index.htmlから。