アスレシピは今月13日、トップアスリートが自らの経験をもとに「食」、キャリアのターニングポイントを語る『アスリート 「食」「カラダ」オンラインセミナー』を行った。 フィギュアスケート選手の中野友加里さんに続く第2回は、日本ハムの内野手として活躍し、MLBでもプレーした田中賢介さん(40)がゲストに登場。司会は元ラクロスオーストラリア代表・山田幸代さんが務め、トップアスリート同士の対談形式で行われた。
東福岡高入学時に体重が50キロ程度しかなかった田中さんが「プロになるため」に取り組んだのが体重アップ。「自分にとって、1番最初の目標で、1日6食にしたり、どうやって体を大きくするかを考え続けた」と、3年間で約25キロ増やした当時を振り返った。
プロ入り後も、176センチの体で長くレギュラーとしてプレーするため、自らの「カラダ」と向き合う日々は続いたという。「食は3年後に表れる」という信念のもと、外食を避け、自ら栄養士と契約した経験などを語った。
参加者にはジュニアアスリートの保護者も多く、質問コーナーでは、「子育て」についての質問も多く飛んだ。北海道で「田中学園立命館慶祥小学校」を設立し、理事長を務める 田中さんは「親が子供の熱量を超えず、子供のやる気の少し下で支えること」「簡単にできることを毎日続けることで、自信が身につく」など貴重なアドバイスを送るなど、学びの多い1時間となった。
◆アスレシピでは、『アスリート 「食」「カラダ」オンラインセミナー』を今後も実施していきます。第3回は、8月末の予定で、詳細が決まり次第、発表いたします。