アスレシピは1日、東京・武蔵野市の成蹊中学・高等学校でスポーツ栄養セミナー「出張アスレシピ」を開催した。
中学生から高校生までのラグビー部選手と保護者、指導者約100人が参加し、「ラグビー選手の食事の基本」のテーマに沿って、管理栄養士・石村智子さんの講義を受けた。
主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物の「基本の6品」をそろえる基本の食事の形から始まり、ラグビー選手のカラダ作りについて増量の食事の考え方などを具体的に講義。選手への質問やクイズ形式を取り入れながら、分かりやすく説明した。
高校生は、16日に第6回全国高校7人制ラグビーフットボール大会(アシックスカップ2019)の東京都予選を控える。昨年は準優勝で、今回は優勝に挑む。石村さんは大会に向けて予定にはなかった試合前の食事についてもアドバイスして、エールを送った。
選手からは「今までなんとなく食べていた食事のことを考えるいい機会になった」「カラダを強くするための具体的な方法が分かった」。保護者からは「アスリートのために栄養管理すると考えたことがなかったので、今後はきちんと考えていきたい」「ラグビーにフォーカスした内容が良かった」「高校選手の1日に必要な炭水化物の量の多さに驚いた」などの感想が挙がっていた。