アスレシピは25日、東京・江戸川区の東京ドルフィンクラブ江戸川スイミングスクールでスポーツ栄養セミナー「出張アスレシピ」を開催した。
小学2年から高校生までの選手と保護者、指導者60人が参加し、「競泳選手の食事と体づくり~自分の夢は自分でつかむ~」のテーマに沿って、管理栄養士・松田幸子さんの講義を受けた。
主食、主菜、副菜、汁物、乳製品、果物の「基本の6品」を揃える、食事量やエネルギー量を確保するためにはどうしたらいいかといったことを、松田さんはワークやクイズを挟みながら説明。競泳はレース時間によって食事や補食のとり方が選手ごとに違うが、試合当日のタイムスケジュールを想定しながらアドバイスを送っていた。
さらに「小中学生はエナジードリンクやサプリメントよりも、食事からしっかり栄養をとるべき」と強調。競泳選手のサポート経験が豊富な松田さんならではの密度の濃い内容に、保護者からは「毎日の食事の積み重ねが大切だということが分かった」「6カ月後の体のために今を頑張る」といった感想が挙がった。
選手からも「試合の日の朝に食べていいものと悪いものがあることが分かった」「栄養を考えて食事をする」といったコメントが寄せられた。
保護者が作成オリジナルレシピ集
今回の講習会では、保護者らで企画、編集した手作りのレシピ集「我が家の一品」が参加者に配布された。各家庭でよく作るメニューやおすすめ料理が37品。栄養面や調理面のワンポイントも記してあり、料理のレパートリーも広がりそうだ。