富山米の新品種「富富富(ふふふ)」が11日、全国一斉発売となり、東京・日本橋の三越本店で「デビューイベント」が行われた。
富富富はうま味と粘りがあり、甘みが強いのが特長。15年前から取り組まれた品種改良で、高温や病気に強く、倒れにくい、進化したお米として作られた。病気に強いため、農薬の使用量も3割減となり、生産農家を限定して品質管理もされている。
石井隆一富山県知事は「炊きあがりのツヤも良く、冷めてからもおいしいお米。食べたら“ふふふ”とうれしい気持ちになりますよ」とPRしていた。
三越本店では16日まで、地下1階食品フロアなどで「富山のおもてなしフェア」を開催し、レストランメニューやお弁当に「富富富」を使用する。三越の向かい、同じく日本橋にある富山県のアンテナショップ「日本橋とやま館」でも28日までフェアを開催する。