スポーツ栄養サイト「アスレシピ」は9、13日にアスレシピセミナー「アスリート食事・実践編第3回」を東京・築地の日刊スポーツ新聞社で開催、スポーツに励む子どもを持つ母親らが参加した。
講師は、当サイトでコラムを執筆する管理栄養士の石村智子さん。今回のセミナーは3回シリーズの最終回で増量、減量時の食事の考え方の講義後、2日間の夕飯メニューをグループごとに考えるワークショップが行われた。
参加者が持ち寄ったレシピを出し合うと「なるほど!」「それいいね!」と盛り上がり、あっという間に献立が完成。各グループの発表では、栄養バランスがそろった、冬ならではの旬のレシピが発表された。各グループの代表者が説明すると、レシピをメモしたり、うなずいたりする姿が見られ、「今晩さっそく作りたい」という声も聞かれた。
石村さんもそれぞれの献立について「牛乳、ヨーグルトなど乳製品をもっと積極的に追加するとよいでしょう」などと指摘したものの、「あとはほとんど言うことはありません。さすが第3回ということもあり、皆さんの知識レベルがあがってきているのがよくわかりました」と笑顔で話した。
石村さんは「体の変化は、すぐ結果が出るものではありません。決して目先のことにとらわれずにサポートを続けてほしい。最終目標は、子どもが自分で健康、食事管理ができるようになることだと思います」とこのシリーズの締めくくりとして話した。
参加者からも「地味にやってきたが少しずつ身長も体重も増えてきた」「漠然としていたものが確信に変わったので参加してよかった」「気軽に使えて、継続できるようなアイデアがたくさんもらえた」など満足度の高いセミナーとなった。
アスレシピは、来年度もアスリートの食事・基本編、実践編を開催する予定。詳細が決定後、随時アスレシピサイトで発表する。
<協力>株式会社にんべん、井村屋株式会社