スポーツ栄養サイト「アスレシピ」は18日、アスレシピセミナー「アスリートの食事講座2017」を東京・築地の日刊スポーツ新聞社で開催、スポーツに励む中高生の保護者、指導者ら25人が参加した。
講師は、当サイトでコラムを執筆する管理栄養士の石村智子さん。今回のセミナーは3回シリーズで、第1回の今回は基礎編として「ジュニアアスリートにとっての食事の基本」を講義した。
必要な6品目や食事のポイント、朝食の重要性など、約1時間説明。またその後、出席者の質問に答える形で、改善点やアドバイスを送った。「野菜ジュースでも野菜の代用になるのか」「牛乳が飲めないけれどどうすればいいのか」など、個人的な悩みにも対応した。
石村さんは「体は食べたもので作られ、食べたもので動かしています。完璧な食事を1日取ったからといって変わるわけではないので、まずは基本的なことを続ける意識をもって頑張ってください」と継続することが大切だと話した。
参加者はメモをとったり、先生の話にうなずいたり、真剣そのものだった。参加者からは「なぜこの栄養素が大切なのかという理由が明白になり、食事作りの励みになった」「仕事をしながらの食事作りは大変だけど、先生がちゃんとそのことも理解してくれているので親しみ深く聞くことができた」などの感想があがった。
この講座は今回の第1回を皮切りに、第2回、第3回とステップアップしていく。第2回以降の実践編ではワークショップ形式で献立を考案したり、より具体的な問題解決をはかっていく方向。第2回からの参加も可。第2回は11月14日、15日の2日間、第3回は2月14日、16日の2日間を予定。第2回以降の申し込みは23日から開始する。
<協力>ケンミン食品