イオンリテールと日刊スポーツがコラボして共同開発した、ジュニアアスリート向けの弁当「アスリートめし」の第2弾「スタミナビビンバ丼」(398円=税別)が今日16日、発売された。管理栄養士の川端理香さんが監修した3カ月連続の食育企画で、第2弾のテーマは「スタミナアップ」。疲労回復効果のある豚肉とニンニクしょうゆダレの組み合わせで夏バテ防止につなげる。本州と四国のイオン、イオンスタイルの約390店で9月12日まで販売。

2017年夏の第2弾「スタミナビビンバ丼」
2017年夏の第2弾「スタミナビビンバ丼」

 豚肉とニンニクの“最強コンビ”で夏バテ予防だ!! 弁当には疲労回復効果がありビタミンB1を多く含む豚肉をふんだんに盛った。豚肉と相性抜群のニンニクしょうゆダレにもこだわり、食欲増進につなげた。川端さんは「夏場は暑さから食欲が落ち、濃い味付けにしてにおいからも箸が進むように工夫しました」と説明。運動による発汗で塩分不足になり、濃い味にすることで熱中症予防にもつながるという。

 体づくりで必要なタンパク質は豆腐ハンバーグなどから摂取出来る。ビビンバの野菜は食感のある、モヤシやニンジンなどを入れた。ビタミンAを含むカボチャやインゲンは、素揚げして紫外線疲労効果を高めた。

 弁当の重量感はあるが、ご飯が180グラムのため604キロカロリーとヘルシー。梅やサケのおにぎり、チゲスープなどと一緒に食べても良いという。「夏こそ食べることが大切。食べ応え十分の満足弁当です。398円(税別)で子どもから大人まで手軽に食べられます」。

 アスリートめしは15年10月、両社の「ジュニアアスリートを応援したい」との考えが一致し、コラボが実現。本紙で食育連載「勝ごはん」を執筆していた川端さんと弁当開発を進めた。昨夏と昨冬に計6品販売し、好評を得て3回目のコラボとなった。