正月明けで胃袋が疲れていませんか? イオンリテールと日刊スポーツがコラボして共同開発した、ジュニアアスリート向けの弁当「アスリートめし」の第2弾「彩り野菜と鶏団子のあんかけ弁当」(398円=税別)が4日、発売された。

「アスリートめし」の第2弾「彩り野菜と鶏団子のあんかけ弁当」
「アスリートめし」の第2弾「彩り野菜と鶏団子のあんかけ弁当」

 管理栄養士の川端理香さんが監修した3カ月連続の食育企画で第2弾のテーマは「コンディショニング」。正月で疲れた胃袋を回復させるために腸内環境を整えるインゲンやレンコンなどの根菜類を多く使用し、食物繊維を増やした。

 免疫力を高めて疲労回復効果がある卵やローストチキンも盛り、コンディショニング維持につなげた。川端さんは「このお弁当を通して、食べてコンディショニングを整えることを意識してもらいたいです」と説明した。

 鶏団子には大豆を練り込んだことで筋肉をつくる動植物性タンパク質が取れる。鶏団子の上にかけた黒酢あんかけの酢にはクエン酸効果があり、食欲増進にもつながる。食材は緑、赤、黄色、黒、白と色鮮やかで視覚でも楽しむことが出来る。「お弁当1個では足りないという子どもは、追加で根菜類や乳製品を取ると良いコンディショニング維持につながるでしょう」。川端さんは弁当と一緒に、けんちん汁やわかめスープ、牛乳なども勧めた。

 アスリートめしは15年10月、両社の「ジュニアアスリートを応援したい」との考えが一致し、コラボが実現。本紙で食育連載「勝ごはん」を執筆していた川端さんと弁当開発を進め、昨夏に全3品を販売した。好評を得て、再びコラボし、昨年12月に「グリルチーズオムライス」を販売。「彩り野菜と鶏団子のあんかけ弁当」は、本州と四国のイオン、イオンスタイルの約380店で31日まで販売する。