アスリートと介護までの運動・栄養プログラムを連動させた、新形態のトレーニング施設が12月1日、横浜市にオープンする。関東学院大教授で管理栄養士の菅洋子さんが代表を務め、元横浜高校野球部寮母で管理栄養士の渡邊元美さんが栄養全般を担当する「Core Training Lab. CORET(コレット)」の内覧会が11月4日に行われ、施設が披露された。


最新マシーンの前で“コレットポーズ”を決めるスタッフの皆さん。左から2人目が沓澤さん、その右が渡邊さん、その右が菅教授
最新マシーンの前で“コレットポーズ”を決めるスタッフの皆さん。左から2人目が沓澤さん、その右が渡邊さん、その右が菅教授

コレットは平日の午前午後はお食事付きデイサービスとして、沓澤克樹さんをはじめとする理学療法士のもと、主に高齢者のグループトレーニングが中心となるが、それ以外の時間帯はプロや学生アスリートのトレーニング拠点となる。最新の器具が設備された空間で、食と運動のプロによるパーソナル指導を受けられるという。

菅教授は「人生100年時代です。0歳から100歳まで、ここで自分にあったトレーニングをしてごはんを食べる、そういった場にしていきたい」と、オープン後も段階的にサービスを広げていく構想を持っている。渡邊さんも「アスリートの食事もシニアの食事も『基本的な考え方』は同じ。動いた分に見合った食事を摂ることには変わりありません。スポーツ栄養を応用させて、高齢者の皆さんに適したおいしい食事を味わっていただきたい」とオープンに向けて準備を進めている。

◇Core Training Lab. CORET
横浜市金沢区富岡東5-18-1 長谷川メディカルプラザ富岡3階