12年7月にスタートしたガールズケイリンが10年目を迎えた。続々出てくる若手を相手に踏ん張るのが1期生の篠崎新純(36=千葉)だ。デビュー4年目を迎えて、親元を離れて1人暮らしを始めた。食に対する意識が変わったのはそれからしばらくしてのこと。篠崎に食へのこだわりを聞いた。
篠崎 自立してしばらくはずっと外食していました。アパートを借りた当初は調理器具もなく、小まめに料理ができる環境じゃなかった。でも、食費もかさむし、濃い味付けに飽きてきて…。それから、いろいろ道具や食器を買いそろえて家で食事を作るようになりました。
意識しているのはやはり、タンパク質を多めに摂るということ。食物繊維を摂るため、サラダも多いですね。昔は肉ばかり食べてたんですけど、最近は脂肪分も考えて魚を食べることが多くなりました。
間食もしますよ。ストレスがたまるし、近くにお気に入りの焼き菓子屋さんがあって、コーヒーとともにホッとするひとときを過ごしてます。
レースが近づくと冷蔵庫を空にしたいので最低限のものだけ作って、後は外食しています。牛丼チェーンは便利でありがたいですね。女子1人でも平気で通ってます(笑い)。
◆篠崎新純(しのざき・ますみ)1984年(昭59)12月15日、千葉県市原市生まれ。高1から自転車競技を始め、06年7月全日本スプリント優勝。日本競輪学校(現養成所)102期生として12年7月松戸(42(6))でプロデビュー。通算成績は696戦109勝。総獲得賞金は7213万6200円(11月12日現在)。172センチ、68キロ。血液型はA。