「この体は牛乳でできたと思ってます!」。ソフトバンクの若き大砲、リチャード内野手(22)は分厚い胸を張った。「牛乳は1日1リットルです。好きなんですよ。小学校から飲むようにしてて、朝と昼だけで2リットル飲む時もありますね」。和食だろうと洋食だろうと、365日欠かさず牛乳を飲んできた。
チーム宿舎のある日の食事は、サラダ、カレー、ステーキ、サケ、メンチカツ、白ご飯とボリュームたっぷり。好きな料理を好きな量だけ取ることができる。栄養の知識は深くは持っていないが「とにかくいっぱい食べる。おなかいっぱいになることです」と笑みを浮かべた。
牛乳に加えてサラダも毎食欠かさず食べる。「これ(写真)は小さく見えるんですけど、結構皿はデカいんですよ。なんか、サラダは回復してくれそうなんで…。ご飯茶わんも結構でかいです」。身長189センチ、体重119キロのリチャードは、チーム内でも1位、2位を争う大食漢だ。
今季1軍デビューを果たし、わずか34試合の出場で7本塁打を放った。王貞治球団会長兼特別チームアドバイザーも、付きっきりで熱血指導を行う期待の若鷹だ。最後に「食べる前は手洗いして、うがいして、リチャードして…」とお立ち台での決まり文句でルーティンも教えてくれた。