<画期的なカキはいかがっきー(4)>

先月18日にボジョレーヌーボーが解禁になりました。1年を通してワインを飲むことができるとはいえ、ヌーボーはいわばワインの収穫祭。自然の恵みに感謝をしつつ、ワインをいただくこの時期ならではのものですよね。

ところで、最近、ワインのアテに柿が多く使われるようになっているのをご存じですか? たとえば薄くスライスした柿の上にチーズをのせていただくだけで、濃厚なチーズがより複雑な味わいになります。

柿を使うと色もきれいなので、テーブルにも映えますよね。今日は生ハムメロンならぬ、生ハム柿をサラダの主役にします。

生ハム柿のサラダ
生ハム柿のサラダ

生ハムの適度なしょっぱさと、柿のやわらかな甘さが絶妙に合うから不思議です。イベリコ豚の生ハムは、少しかみ応えがあってかためである一方、パルマ産の生ハムはしっとりとやわらかいものが多いです。生ハムによってはとても塩辛いことがあるので、柿に対してハムが多くなりすぎないように調整しましょう。

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