<ゴマすりうまいね(2)>

王道のゴマあえをインゲンで作りましょう。ゴマあえの場合、インゲンにはシャキシャキの歯ごたえを残しておくのがベストです。もちろん、ゆですぎてはいけないのですが、反対にゆで足らないと青臭さが残ってしまい、おいしくありません。そこのところをちょっと注意してゆでていってください。あえ衣に練りゴマを入れるとより濃厚になり、すり鉢でゴマをすったような風味に近づきます。

 
 

ゴマあえというと、白ゴマと黒ゴマ、どちらを使えばいいのかで悩まれる人も少なくないのでは? 実は栄養的にはどちらでもほぼ同じなのですが、黒ゴマにはポリフェノールが白ゴマよりも多く含まれており、ゴマの種皮の割合が高いために香ばしくなっています。他方、白ゴマは黒ゴマよりも油分が少し多めなので、風味もやや控えめになっています。

つまり、仕上がりの色合いと風味をどのようにしたいかでゴマを選べばいいということになります。盛り付ける器の色も考え合わせるといいかもしれませんね。

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