日本高野連は27日、ウェブ会議による理事会を開き、今夏の第102回全国高校野球選手権大会と地方大会の中止に伴う都道府県高野連ごとの代替大会について、大会実施要項を発表した。

日本高野連と朝日新聞社が後援し、各都道府県連盟に総額1億9000万円の財政支援を行うことを決定。無観客開催で公式戦と位置づけ、大会期間は原則8月末までなどと決めた。

新型コロナウイルス感染防止対策のガイドラインも作成し、各高野連に配布した。

 

<高野連が示したガイドライン要旨>

【原則】
◆3つの密を徹底的に回避する。

【共通】
◆試合に関わるすべての者(連盟役員、審判委員、指導者、部員)は試合開始2週間前からの行動歴を記録しておく。

【都道府県連盟の対策】
◆すべての交流試合は無観客試合を基本とする。

◆関係者(控え部員、保護者)のスタンドへの入場は各連盟が判断する。

◆消毒液を球場入り口、一、三塁側ベンチに設置し、定期的に補充する。

◆大会運営スタッフはマスクを着用する。

◆ベンチ内が密集になる可能性があるため、横並びに座る。なるべく人と人の距離を取るようにする。

◆控え部員や保護者も観戦可能と判断した場合はスタンドでの観戦とし、それぞれ2メートル以上の間隔をとって観戦するように指導する。大声を出さないようにし、拍手での応援を基本とする。

◆放送室や記録室が密室、密集にならないように工夫する。工夫できない場合はアナウンス、BSOはなしで行う。マイクを使用する場合は、マイクカバーや消毒するなどして、感染防止に努める。

◆同じ球場で試合を複数行う場合は、試合ごとにダグアウト内を清掃、消毒する。消毒箇所はベンチや手すりなど不特定多数の者が接触する場所。

【参加校の対策】
◆指導者、選手、記録員、補助員は試合当日起床後、自身で検温し、検温確認表を作成。37・5度以上は来場を自粛する。

◆熱中症予防にも十分に配慮することとし、水分補給を行うが、各人のペットボトルや使い捨て紙コップなどを用意し、飲み回しなどを行わないようにする。

◆円陣を組むなどは密集にならないように配慮し、マウンド上で集合する時はグラブを口に当てることとする。

◆試合中は素手でのハイタッチ、握手を控え、ボールを触った手で目、鼻、口を触らない。

(2020年5月28日、ニッカンスポーツ・コム掲載)