DeNA神里和毅外野手(26)が13日、横浜の青空へアーチをかけた。

横浜スタジアムでの自主練習に参加。全体練習自粛期間後、初の屋外での打撃練習に「快晴だったし、すごく気持ち良かったです。ホームランも何球か入りましたし、外で打つ気持ちよさを改めて感じました」とかみしめた。

DeNA神里和毅(2019年5月16日撮影)
DeNA神里和毅(2019年5月16日撮影)

12日の臨時オーナー会議でも、6月半ばから下旬の開幕を目指す方針が確認された。一方で現状は緊急事態宣言発令中で「油断せずに引き続き、自分のできるケアをしていきたいと思います」と引き締めた。

プロ入り2年目の昨季は123試合に出場し、6本塁打で打率2割7分9厘。打撃向上へ「トレーニング、スイング、打つ全てにおいて量を増やしています」と意識する。不要不急の外出自粛の中、自宅ではYouTubeでトレーニング方法を研究。田畑泉博士により考案された「タバタ式トレーニング」や、ボディビルダー山本義徳の動画から新しいトレーニングを取り入れているという。自主練習中に筋肉量が2キロ増加するなどスケールアップにも成功した。

ネットショッピングで収納ラックを購入し、自宅の片付け、模様替えも行った。来るべき開幕へ、神里の“イメチェン”が着実に進んでいる。

(2020年5月13日、ニッカンスポーツ・コム掲載)