オリックス榊原翼投手(21)が20日、大阪・舞洲の球団施設で自主トレを行った。ブルペン投球で30球を投じ「春季キャンプから状態が悪かったので、ファームに落ちて、一からピッチングフォームを見直しました。教育リーグでは徐々に結果も出だしましたし、今はいつ実戦が始まってもいいように準備をしています」と復調を誓った。

大阪・舞洲の球団施設で自主練習に取り組むオリックス榊原(球団提供)
大阪・舞洲の球団施設で自主練習に取り組むオリックス榊原(球団提供)

昨季はプロ初勝利を含む3勝をマーク。今季は先発ローテーション入りが期待され「しっかりと実戦で結果を出して、開幕ローテーションに入れるようにしたいです。そして日本中がこういう状況ですし、元気を出してもらえるようなピッチングができるようにがんばります」と気合を入れた。

現在は新型コロナウイルスの影響で、自主練習以外の時間は自室での生活を送っている。「(リフレッシュ方法は)感動するような映画をよく見るようになりました。泣いたりして心をリセットすることです」。感動の1ページを、榊原もマウンドで作り上げる。

(2020年4月20日、ニッカンスポーツ・コム掲載)