#休校になった君たちへ-。ロッテのドラフト1位・佐々木朗希投手(18=大船渡)の、子どもたちへの思いが形になった。

10日、球団公式YouTubeチャンネルに「佐々木朗希選手も実践している、家でもできる簡単トレーニング」の動画がアップされる。モデルはもちろん佐々木朗。手のひらの上、スマホやタブレットの中で、運動好きな少年少女の手本になる。

体幹を鍛えるスクワットを行うロッテ佐々木朗(左)と菊地1軍ストレングスコーチ(球団提供)

佐々木朗は3月4日、休校になった子どもたちへメッセージを発信した。

「自分が(実際に)できなくても、今の時代、テレビやスマホ、インターネットでいろいろなものを見られると思うので。“見て学ぶ”こともこれから必要になってくると思うので、そういうふうに使ってほしいなと思います」。

片足を後方に垂直に伸ばしバランスを取るロッテ佐々木朗(左)と菊地1軍ストレングスコーチ(球団提供)

18歳の思いに、大人たちが共鳴した。球団のコンディショニング部門で話し合った結果、室内でも実践可能な1分間程度のトレーニング動画が、球団公式YouTubeチャンネルにアップされることが決まった。菊地1軍ストレングスコーチは「なかなか外で思い切り体を動かせない状況ですので、家でも子どもが簡単にトレーニングできるものをチョイスしました」と今回、多種多様なトレーニングメニューの中から5つを選択。10日から5日間連続で公開する。

2人1組で体のバランスを高めるトレーニング。左はロッテ佐々木朗、右はロッテ菊地1軍ストレングスコーチ(球団提供)

動画のモデルには佐々木朗が選ばれた。例えば2人1組になって片足を上げ、相手に片方の手をもってもらい、四方に動かすことでバランス感覚を養う-。短時間でも汗をかく、こんなメニューが動画で紹介される予定だ。

体幹を鍛える腕立て伏せを行うロッテ佐々木朗(手前)と菊地1軍ストレングスコーチ(球団提供)

ゆりかごのような体勢で体幹トレを行うロッテ佐々木朗(手前)と菊地1軍ストレングスコーチ(球団提供)

佐々木朗は「ちょっとしたトレーニングは家でもできるんだよ、というのを分かってもらえるきっかけになれば」と願う。自身も高校時代から時間を見つけてはストレッチを行い、抜群の柔軟性を身につけた。「今できることを見つけて、自分のために時間を使ってほしい」と、あらためて未来を担う子どもたちへ発信した。【金子真仁】

(2020年3月10日、ニッカンスポーツ・コム掲載)