27日に神戸市で行われた企業交流リレーマラソンで、神戸女子大健康スポーツ栄養学科の学生たちが開発したお弁当が昨年に続き、提供された。

同大坂元美子准教授のゼミ生と、栄養クリニック「ドクターミール」、レストラン「神戸はぁとす」が、市民ランナー用の「アオハルRUN弁当」を共同企画。季節の食材を使い、ランニングで失われる栄養素を効率よく摂取でき、疲労回復を早めるというコンセプトでメニューを考案した。

左から、お弁当を開発した神戸女子大健康スポーツ栄養学科の土谷亜美さん、山本優菜さん、篠﨑未波さん

男女別に消費カロリーを分け、主に男性を対象とした「チャージ弁当」(1200円)、女性対象の「ビューティー弁当」(1000円)の2種類を用意。チャージ弁当は、豚のショウガ焼きがメインでボリューム感を重視。さらに、ピリ辛サンマでタンパク質を補給、小松菜のゴマあえでカルシウム、ヒジキで鉄、オレンジのビタミンCのほか、カルシウムの吸収を助けるキノコを使用した。

ボリュームを意識した「チャージ弁当」

ビューティー弁当は、メイン食材を豆腐ハンバーグとして、カロリーを抑えた。

女性をターゲットにした「ビューティー弁当」

それぞれ事前予約を受け付け、チャージ弁当は224個、ビューティー弁当は25個販売した。

お弁当開発のために5月、9月と開発会議を実施。5月に学生たちがメニューを提案。9月には、試食しながら内容を選別した。

9月の開発会議では試食しながらメニューを決めた

メニュー開発に携わった神戸女子大の土谷亜美さんは、「初めてのことで難しいこともありましたし、知り合いでもない人が食べてくれるという緊張感もありましたが、考案したメニューが商品となって、達成感でいっぱいです」と笑顔。山本優菜さんは「普段からメニューを考案することが好きなので、実際に形になって本当にうれしい」、篠﨑未波さんも「企業とコラボするのは初めての機会だったので、形にできて良かった」と満足そうだった。

企業交流リレーマラソン実行委員長のヤノ運動用品代表取締役社長・矢野克幸氏は「参加者の3分の1の人が事前購入申し込みするなど、非常に人気が高いお弁当です。すごいことですね」と話していた。

企業交流リレーマラソン in KOBE 兵庫県内に事業所を持つ企業の対抗リレーマラソン。健康管理を経営課題と位置付ける健康経営が重視される中、ランニングを通して企業の活力向上を目指す。昨年が初開催で今回が2回目。60チーム約750人が参加。企業別チームが神戸学院大学ポートアイランドキャンパスに設けられた1周1.15キロのコースを、制限時間3時間で何周走れるかを競う。健康チェックのイベントや、参加者の交流会なども実施。