皆さんの試合前の“勝負めし”は何ですか? 

 「これを試合前に食べるとパワーが出る」「いつも通りに集中できる」といったメニューが、それぞれあるかと思います。私は、非日常的な空間、大観衆の熱気あふれるスタジアムに入る前はいつも、気持ちのボリュームを上げるために、闘争心アップに効果的といわれる牛肉を野菜と一緒に炒めて食べていました。

 牛肉は、パワーの源となる栄養素を含む、アスリートにとって優れた食材の1つ。オーディション前や試合前など緊張し、高揚する場面での勝負めしとして活用していました。大舞台でも自分らしく、リラックスしながらその場を楽しみ、1人でも多くの方にハッピーなエナジーを届けるために、勝負めしが最終的な心のスイッチを入れてくれていました。

鉄やビタミンB群が豊富

 試合前日は、翌日にパフォーマンスをフルに発揮できるよう、エネルギーや栄養素をしっかり補いたいものです。牛肉の赤身には、体格(筋量)をキープするためのタンパク質以外に、鉄やビタミンB群が豊富に含まれています。

 鉄は、酸素を全身に送り届ける働きがあるので、脳や体のスタミナアップに効果的。ビタミンB群は食事から摂った栄養素を、エネルギーに変える働きをしてくれます。集中力が必要な時、試合で最後までスタミナを切らせたくない時などは打ってつけです。

かむことで栄養素を全身に

 また、食材を大き目にカットしたり、野菜など生でも食べられるものは火を通しすぎずに少し硬めに調理すると、かむ回数が自然と増えます。それが消化酵素の分泌を促し、栄養素を全身に送り届けるのと同時に、脳にも良い刺激を与えてくれます。パフォーマンスを十分に発揮するためにも、普段から「かむ」という習慣を身に付けるといいでしょう。

元気パワーを注入できる「ビーフステーキ野菜丼」

 今回紹介する「ビーフステーキ野菜丼」は、牛肉の栄養効果と、エネルギー源となるご飯、ビタミン豊富な色の濃い野菜の組み合わせで、元気パワーを注入できます。疲れていて食欲のない時はご飯が進むよう、甘辛く照り焼き味にしたり、豆板醤など辛いスパイスを加えるなど、味を調整するといいですね。

甘辛くしたり、豆板醬などのスパイスを加えたりするなどアレンジも

 皆さんだけの“特製勝負めし”で、心も体も準備万端で試合を迎えてくださいね。

 HAPPY GAME DAY!

【元NFLチアリーダー・松崎美奈子】