コロナ禍でのマスク生活や、外出自粛などで日々の行動範囲が狭まったこともあってか、メイクをする機会が減りました。そんな中、洗顔までサボりがちになり、毛穴汚れを気にする女性も増えているようです。

カネボウ化粧品が調査した結果、4割以上の女性が「洗顔さぼり気味」と回答。そのうち約6割が「毛穴開き・目立ちが気になる」と不満を抱いていることがわかりました。調査対象となったのは、1都3県に住む18~39歳の男女2760人です。

リモートワークなどオンラインコミュニケーションが中心の生活になってから洗顔やスキンケアに変化があったかどうか尋ねたところ、40.4%の女性が「メイクの機会減少に伴い、洗顔もさぼり気味」と回答。リモート生活が普及する中で、以前に比べて洗顔がおざなりになっていることがうかがえます。

カネボウ化粧品調べ
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“顔見せ行動”への意識の変化については、女性の過半数を超える64.5%が「すっぴんでも外出できる」と答える結果になりました。さらに「洗顔さぼり気味」の女性に限定すると「すっぴんでも外出できる」は79%にものぼっており、ノーメイクが日常化することで洗顔がおろそかになっていることが推察できます。

カネボウ化粧品調べ
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一方、「洗顔さぼり気味」の女性にスキンケアの満足度について質問したところ、64.1%が「毛穴開き・目立ちが気になる」と回答。同じく「気になる」と答えた女性全体の割合(55.8%)よりも高い数値となり、洗顔をさぼってしまうことで毛穴への不満も増幅してしまっている可能性がうかがえる結果となりました。

カネボウ化粧品調べ
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また、肌の状態と気分の関係について尋ねたところ、女性の72.3%が「毛穴汚れがない/目立たない」ときに「気分がよい」と感じていることがわかりました。男性では同様の回答が42.3%にとどまっており、女性の方が肌の状態によって気分も高まる傾向にあると言えそうです。

カネボウ化粧品調べ
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