熱中症対策には適切な水分補給が欠かせません。特に今夏は新型コロナウイルス対策のマスク着用によって体温が上がりやすくなることなどから、例年以上に熱中症リスクが高まるため注意が必要です。

「BRITA Japan」が10~60代の男女770人を対象に行った調査では1日の平均水分摂取量は「1.5リットル未満」という人が半数以上にのぼっていますが、どれぐらいの量を摂取するべきなのでしょうか。

同調査では、外出時にマスクを「常に着用している」という人が63.0%で、「ほぼ着用している」(28.7%)と合わせると9割にのぼります。また、84.9%の人がマスク着用により熱中症のリスクを感じていると回答していますが、「例年以上に熱中症対策を行っている」という人は27.9%にとどまっています。

BRITA Japan調べ

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熱中症対策として行っていることは、「こまめに水分補給をする」(87.7%)でトップ。次いで「涼しい服装をする」「冷房を活用する」が同率53.1%で、以下は「屋外で人と十分な距離が確保できる場合には、適宜マスクを外す」(36.5%)と続きました。

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夏の外出時、水分補給の方法は、「ペットボトルを購入または持参」(62.3%)が最も多く、以下は「マイボトルを持参」「カフェやレストラン、または訪問先で出された飲み物を飲む」などが続きます。

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1日の平均水分摂取量については、「500ミリリットル~1リットル未満」(31.7%)が最多で、次いで「1リットル~1.5リットル未満」(25.8%)、「1.5リットル~2リットル未満」(18.3%)、「2リットル~2.5リットル未満」(5.7%)、「2.5リットル~3リットル未満」(1.0%)という結果でした。

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なお、情報番組などへの出演も多い内科医の工藤孝文氏によれば、1日あたりの必要水分摂取量は、体重1kgあたり30~40ミリリットル。体重50kgの女性だと1.5~2リットル、70kgの男性であれば2.1~2.8リットルの水分摂取が必要となります。さらに今年はマスクの着用により呼気で体温が上昇しやすい傾向にあるため、夏場は3リットルの摂取を推奨しています。

外出時だけでなく、家にいる間もこまめに水分補給をするようにしましょう。また、ソーシャルディスタンスが保たれている場合には、適宜マスクをはずすことも熱中症予防のポイントです。