働く女性に限ってみると、コロナ禍でのお金の使い道にも、いろいろ変わってくるようです。

働く20~49歳の女性661人を対象に、女性サイト「OZmall」がコロナ禍でのお金の使い方を尋ねました。新型コロナウイルスをきっかけに、今までよりもお金をかけるようになったモノは「食料品」(45.2%)が最多でした。2位「テークアウト」(26.9%)、3位「酒類」(12.7)とあわせて、自宅での飲食に関わる品が増えたことが分かります。

外出自粛時は、子どもがいる家庭は食費がかさんでしまいましたが、そうでない人はまた違ったようです。外での楽しみや出費が減った分、「テークアウトやお取り寄せを楽しんだ」「オンライン飲みが増えてお酒の購入頻度が増えた」という声のように、家の中で飲食を楽しんだ様子が見られます。

OZmall調べ
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また、10万円の特別定額給付金の使い道について、男性も交えたこれまでのアンケートでは「預貯金」がトップになることが多かったのですが、この調査では違って、1位は「旅行(コロナ収束後)」(26.9%)。「外出自粛生活で我慢していた分を発散したい」「地方の活性化のためにも温泉などの国内旅行に行きたい」など、思いも強く反映されているようです。

「預貯金」は2位(24.5%)で、その理由として「会社の減収に伴い、給料が減る可能性を考え、貯金する」「しばらく自粛生活を継続すると思われるため使い道は検討中」と、まだまだ収束が見えないコロナ禍を心配する声はまだまだ数多くありました。

OZmall調べ
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