「にわかファン」という言葉は、昨年のラグビーワールドカップ日本大会が日本中でブームを巻き起こした際にも話題になりました。「流行に乗って応援している」「競技のルールに疎い」など、新規のファンを揶揄(やゆ)するニュアンスで使われることも少なくない言葉ですが、スポーツを観戦する女性の約4割が自身をにわかファンだと認識しており、肯定的にとらえている人が多いことが、美容脱毛サロンを運営するミュゼプラチナムの調査でわかりました。

ミュゼプラチナム調べ
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調査対象となった20~30歳の女性814人のうち、92%の人がにわかファンについて「良いと思う」と回答しており、肯定的にとらえている人が大多数を占めています。自身をにわかファンだと思うか?との質問に「はい」と回答したのは39%で、その理由に「競技のルールを理解していない」「観戦の回数が少ない)」「興味を持ってからの時間が少ない」などを挙げました。

ミュゼプラチナム調べ
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「にわかファン」の定義について、最も多かった回答は「流行に乗って応援している」で、以下は「競技のルールに疎い」「興味を持ってから日が浅い」「チームに詳しくない」などが続きました。

ミュゼプラチナム調べ
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では「にわかファン」と、熱心に応援する「コアファン」の境界線はどこにあるのでしょうか。コアファンになるために必要だと思う要素は、1位「継続的な応援」(32%)、2位「ルール全般の理解」(24%)、3位「チームに所属する選手全体の把握」(14%)でした。

1位の「継続的な応援」をするためには、その競技やチームに「応援し続けたい」と思うだけの魅力が必要になりますが、どのようなチームを応援したいか?との質問で、最も多かった回答は「応援したい選手がいる」(42%)で、以下は「強い」(18%)、「地元や故郷で活動している」(10%)、「ドラマ性がある」(9%)でした。

また、応援したいと思う選手については、「人間性に魅力がある」がトップで、2位「技術が高い」、3位「顔がタイプ」となりました。

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