今年も年の瀬が迫って来ました。年末の大掃除は一苦労の行事。2018年末の大掃除実施率は55.9%で、15年前の調査時と比べて6・6ポイント減少していることが、ダスキンの調査でわかりました。

同調査は、全国の20歳以上の男女計4160人を対象に行われました。

2004年の調査時は、大掃除実施率が62.5%。その後、年々上昇し、08年には71.7%まで上がりましたが、翌09年には60.2%ととなり、以降は緩やかに下降しています。

ダスキン調べ
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2018年末に大掃除を実施した理由は「気持ちよく新年を迎えたい」が15年前と同様に1位ですが、「毎年恒例の習慣だから」は15年前より8ポイント減少しており、習慣の意識は薄くなりつつあることがうかがえます。

ダスキン調べ
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大掃除を実施した日は「12月29日」が最も多く、次いで同30日、28日、31日、27日の順。12月最終週で実施した人は6割を超えており、“年の瀬駆け込み派”が多数派といえます。

ダスキン調べ
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大掃除に費やした日数は、15年前と同様に「2日」が最多でしたが、「1日」の割合をみてみると15年前から約2倍に増えています。1日だった理由の半数以上は「計画的に1日で実施した」で、大掃除は短期間化している傾向です。

ダスキン調べ
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なお、「大掃除で最も精力的に掃除する場所」「最も汚れが落ちにくい場所」は10年連続で「レンジフード・換気扇」が1位に。「レンジフード・換気扇」は高所にあり、内部の汚れに気づきにくいためか、日頃はなかなか掃除がしにくい場所です。しかし油汚れを放っておくと酸化したり樹脂化してますます落としにくくなり、内部が汚れることで換気機能が低下し、室内の壁や床がべたついてしまうこともあることから、最低でも1年に1回は内部の汚れをしっかり落とすことがオススメです。

ダスキン調べ
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忙しいお母さんにとっては、年末が近づくにつれてプレッシャーとなる大掃除。昨年は約半数の人が実施していないという調査結果をみると、万が一やれなかったとしても、そこまで罪悪感をもたなくてもよさそうですね。