自動食器洗い機は家事の負担を軽減してくれる便利家電ですが、1日1回以上利用している人は所有者の6割で、ビルトイン型所有者では利用していない人が2割弱いることが、マイボイスコムの調査でわかりました。

調査対象となった10~70代の男女1万454人のうち、自動食器洗い機を所有しているという人は約3割。システムキッチン等に組み込まれるビルトイン型の所有者は21.3%で、台の上に載せて使う据え置き型(8.6%)を大きく上回っています。過去の調査時からビルトイン型の所有者は増加しており、一方の据え置き型は減少傾向が見られました。

マイボイスコム調べ
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自動食器洗い機の利用頻度で最も多かった回答は「1日に1回程度」(34.8%)で、「1日に2回程度」(18.2%)と「ほとんど1日3回、毎食ごと」(6.9%)を合わせて1日1回以上利用している人は約6割。据え置き型の所有者では1日1回以上利用者が7割強で、ビルトイン型所有者よりも利用頻度が高い傾向です。

一方、「利用していない」人は13.3%で、ビルトイン型所有者では2割弱と高くなっています。

マイボイスコム調べ
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自動食器洗い機を利用しない理由については、

・自分の食べたものくらい自分で洗いたい。私らの世代でこういう省略をすれば次の世代はもっと省略する(女性49歳)。

・それほど洗う量がないのに、食器洗い機をきれいに保つ方が面倒(女性52歳)。

・すすいで入れるくらいならサッサと洗った方が速いし、電力も使わないから。お湯を高温にする電気代がバカバカしいと思ってしまう(女性68歳)。

といったコメントも寄せられました。